その土地だけが持つ固有の特性を最大に活用する!
株式会社 土地活用オンリーワン
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実は、私、NHKの「サイエンスZERO」やBSフジの「ガリレオX」などの科学の不思議を探求する番組が大好きです。
ここ最近のお気に入りは「量子力学」です。
難しい理論などはよく分からないのですが量子というミクロの世界の不思議や神秘にドキドキワクワクしてしまいます。
量子は物質を形成する原子そのものであり原子を形成する中性子や陽子も量子に含まれます。量子の世界は、原子や分子といったナノサイズ(1メートルの10億分の1)あるいはそれよりも小さな世界です。思いっきりおおまかに言うと私たちの身体やすべての物質を形成する物質の最小単位であると理解すると分かりやすいです。
量子という超ミクロの世界では私たちの身の回りの法則(ニュートン力学や電磁気学)が全く通用しません。量子は「粒」と「波」の二つの性質を持っており、観測されないときは「波」の性質を持ち、観測されると「粒」に変わるのだそうです。従って、量子力学の世界では複数の現実が同時多発的に重なり合って存在しているのだそうです。
現実世界で私が食事すれば、それが私にとっての唯一の現実ですが、量子力学の世界では、その現実と同時に、眠っている私や仕事をしている複数の私という存在が複数の世界で同時に重なり合って存在しているそうです。
この記事を書いている私も何が何だかよく分かりませんが量子力学の世界ではこれが当然で普通の現象なのだそうです。
アメリカの物理学者であるブライアン・グリーン博士によれば量子力学の研究が進めば平行宇宙や多元宇宙の存在が証明される可能性があるそうです。また、量子力学を応用した量子コンピューターが完成すれば現在のスーパーコンピューターが2年かかる計算をほんの数秒でこなすことが可能になるそうです。
興味のある方はインターネットで「量子力学」をググってみてください。 メチャメチャ面白いです
小西 良典
今年からホームページでブログを始めたいと思っております。更新は不定期ですがオンリーブログという名称で始めたいと思います。
第1回目は江戸の賃貸住宅事情をご紹介させて頂きます。
江戸時代の賃貸住宅と言えば、すぐに思い浮かぶのは時代劇でもお馴染みの長屋ですが江戸時代は長屋以外の賃貸住宅はほぼ無かったようです。
江戸時代、江戸の土地はすべて幕府の所有地で幕府は大名に土地を貸し、大名はその土地を地主に貸し、そして、地主はその土地に長屋を建てて庶民に貸すという構図だったそうです。
当時はプライバシーという観念などはありませんので江戸時代の長屋はきわめて安普請で造られており、柱は細く、隣の部屋との仕切りも薄い壁1枚で、隣に用事があるときはわざわざ外に出なくても壁をトントンと叩けば、そのまま隣と普通に会話が出来たそうです。
当時の長屋が安普請であったもう一つの大きな理由は火災対策です。
「火事と喧嘩は江戸の華」という言葉がありますが、紙と木で出来た江戸の町は燃えやすく、密集して建てられた江戸の町は、一旦、火災が起きるとすぐに燃え広がるため、いざ火災が起こったときは火が燃え広がる方向の家を取り壊して、燃える物を無くすというのが当時の消火方法であることから何時でも建物を簡単に壊せるよう長屋は安普請で造られていました。
しかも、長屋の広さは現代のワンルームマンションよりも遙かに狭く、間口が9尺(2.7m)で奥行きが2間(1.8m)というのが一般的な大きさでした。
部屋全体は6畳程度ですが土間や台所も含めてこの大きさですから居間兼寝室となる部分は4畳半程度です。押入などの収納スペースもないため布団などは部屋の隅に重ねていたそうで実質的な生活スペースは4畳程でこの広さで家族4人が生活するのが当たり前だったようです。
家賃は400文(8000円)から600文(12000円)が相場だそうです。
大工さんなど高給を取る職人さんは4畳半が二間ある広い長屋に住んでいたようで、そういう長屋は家賃もそれなりに高く1000文(2万円)程度になっていたようです。しかも、江戸の長屋には上下水道が完備されており、それらは全て無料で使うことが出来ました。
プライバシーという観念そのものが存在しない当時は長屋の住民同士が家族同然で暮らしていたようですので、一人暮の住民が孤独感や疎外感を感じることは全くなかったようです。
個人のプライバシーや個人情報保護が重視される現代と比べてどちらが幸せのかついつい考えさせられてしまいます。
小西 良典