横浜市が令和5年４月開設の認可保育所について整備が必要な地域一覧を発表しました。

 

　《重点整備地区》

　　港北区.        【日吉駅周辺】箕輪町１～3丁目、
                         日吉本町１丁目、
　　　　　　　　 日吉１～4丁目（駅から徒歩10分圏内）

　　　　　         【綱島駅周辺】綱島東1～6丁目

 

　《整備が必要な地域》

　　　保土ケ谷区【保土ヶ谷駅（徒歩5分以内】岩井町

　　　港北区      【日吉本町駅周辺】日吉本町2～6丁目

　　　　 　　     【綱島駅周辺】綱島西1～3丁目、綱島台

　　　緑区.        【鴨居駅（徒歩7分以内）】鴨居1丁目および3～5丁目、白山1～2丁目

　　　　            【長津田駅（徒歩5分以内）】長津田町、長津田5～7丁目

　　　戸塚区.     【戸塚駅（徒歩10分以内）】吉田町、戸塚町、矢部町、倉田町

　　

　土地活用という観点から認可保育所の建設による土地活用を検討する場合、土地オーナー様にとって最も有益なのはスケルトン渡しによる建物引き渡しが可能な点です。

 

　アパート・マンションによる土地活用においては当然ですが建物の内装工事はすべて土地オーナー様の負担になりますが認可保育所による土地活用においては、その認可保育所を運営する運営事業者に対して横浜市から内装工事整備補助金が交付されますので認可保育所の内装工事費についてはその全額を運営事業者が負担をいたします。

 

　土地オーナー様は建物の躯体のみを建設すれば良いため建設費用を大幅に削減することができます。この方法は一般的に（スケルトン渡し）と呼ばれており、コンビニ、ファミリーレストラン、クリニック等においても同様な建物引き渡し方法が採用されています。

 

　加えて、月額家賃についても認可保育所の家賃は高齢者介護施設や福祉施設と比べるとかなり高額な設定になっておりますのでりますのでスケルトン渡しによる建築費削減との相乗効果により、認可保育所による土地活用は非常に収益性の高い事業です。

 

　そして、土地オーナー様が建築した認可保育所の建物全部を一括して20年～の長期賃貸借契約により運営事業者が借り受けますので長期安定的な家賃収入が確保できます。

 

　上記の「横浜市認可保育所整備圏域」に土地をお持ちの土地オーナー様やアパート・マンションの建て替えを検討されている大家様は、是非、この機会に認可保育所による土地活用をご検討下さい。尚、認可保育所は公共施設に該当しますので通常は建設が認められない生産緑地においても建設することができます。